2015年11月11日水曜日

BDの国コードロック

最近知ったのだが、BDプレーヤーには国コードなるものが存在するらしい。
それが異なると再生できないソフトが存在するらしい。

まず、DVDやBDにはリージョンコードが存在する。
映画関係者が他国の製品を再生出来なくしたかったらしいとか?
BDでは当初は設定する気もなかったとか??
DVDでは日本のリージョンは2、ヨーロッパと同じで北米は1で異なる。
Windowsではこのリージョンを変更してDVDを視聴することが可能。
 しかし5回で変更ができなくなる。
 そこでDVDドライブを2台搭載して片方を日本、他方を他国に設定可能だとか。

TVには複数の放送方式、PALやNTSC方式等が存在する。
 日本、北米はNTSC方式でドイツや英国のヨーロッパはPAL方式。
 フランスは別でSECAMらしく、これらをPC上のMPEGデコーダーが対応する。

BDのリージョンは日本、北米ともにAなので北米のBDソフトは再生可能。
DVDとは異なりヨーロッパはBで別リージョン。
 しかし同じリージョンでも国コードでロックを掛けたソフトも有るようだ。
 なにも最近の話でもないようで2007年のブログ記事を発見。
DVDでも2000年からRCEと呼ばれる同一リージョンチェックを行う
 製品が存在するようだ。
つまりリージョンオールのDVDプレーヤーでは視聴できない。
視聴するDVDのリージョンに合わせてプレーヤーのリージョンを変更する機能が必要。
機能的にはBDの国コードロックと似ている。

問題の国コードを北米に変更できないと視聴できないBDソフトでは
 PS3で視聴が可能なようだ。
この機器は出荷時に米国の設定らしく変更も可能らしい。
一般的なBDレコーダーでは、国コードの変更は無理なようだ。
唯一SH社のAquosが可能らしい?、でもメニューが全て英語になりそう。
PCのBD視聴ソフトではPowerDVDが国コードを変更可能なようだ。

国産BDプレイヤーで国コードを変更可能な機種が存在する。
  どうやらSO社、PI社のBDPシリーズなら米国設定ができるそうだ。
何度でも変更できるのかは不明ですが、米国設定維持でも問題なさそう。
大半の国内のBDソフトが、それらを要求しないようだ。
BDプレーヤーなら、1、2万円程度で購入可能なので、お手軽かもしれない。
 DVDのPALをNTSCに変換もできるようだし、DVDのHDアップスケールも行うようだ。
DTCPサポートなら嬉しいかもしれない。

 ちなみにリージョンフリーをうたう国内メーカーの輸入製品は保守モード等で
 リージョンフリーに設定を個人的に変更した製品のようだ。
国内大手メーカーはリージョンフリー製品を国内では販売はしないようだ。
海外製品ではリージョンフリー、国コード変更も可能な安価な製品があるようだ。
 密林でも3,000円から販売されている。

DVDのリージョンフリーをサポートした再生ソフトがあるので、PCでは
 それを使用すれば別リージョンのDVDを視聴することは可能。
 実際に、それでフランス、北米ののDVDを視聴できた。
フリーソフトのVLCに関しては別途記述。
国コードが海外のBDプレイヤーを逆輸入すれば、その国の
 BDは視聴できるが日本のDVDは逆に視聴不可となる。
DVD、BDの全てのリージョン、国コード作品を視聴したいなら
 海外製BDプレイヤーしか手はないようだ。

アニメなら、SENTAI Film Works社の作品に国コードロックが多いらしい。
逆にFUNIMATION社の作品は少ないようだ。
またDVD,BD自体にリージョンオールの設定も可能らしい。
オール、つまりは何処の国でも視聴できるDVD,BDとなるらしい。
旧作を販売する場合は、この設定で販売して欲しいものだ。

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