2016年8月28日日曜日

Windows10に移行して

今回は3台のPCをアップグレードした。
ノートPCはHDDをSSDに交換。
デスクトップ機も40GB,32GBSSDを120GBのSSDに交換した。
しかしインストール後に使用容量を調べると20GB程度。
買い換える必要は無かったかもしれない。
3台ともにクリーンインストールを行った。
CパーティションのHDD残量がほぼ無かったのでアップデート機能が
 使用できなかったり、Windows7の更新トラブルで最新パッチまでを
 適応できなかったからだ。
2016年の春頃に新しいアップデートスクリプトが更新されてノートPCは
 多数のOSパッチを適応しようとすると長時間が必要だったからだ。

1つのSSDで面白いというか不思議な状況を経験した。
OSインストール時にフォーマットを実行したら失敗したのだった。
同じSSDでも1つは問題なかったので製造不具合?だろうか。
このままではインストールが始まらない。
手元にあったWindows7の正規購入メディアで7のインストールを始めてみた。
その7のフォーマッターではフォーマット可能だった。
その後は問題なくインストールが実行できた。

やはり一番の問題は、ユーザー領域、ホームアカウントを別バーティション、
 別ディスクに移動できないことが問題だと思う。
XP時代は簡単に変更できたが7からは難しくなった。
別の特権アカウントで無理やりコピーすればいいとの記述も発見したが
 一部のファイルをコピーできなかったのが気持ち悪くて辞めた。
ピクチャー、ドキュメントなどのフォルダーを別ディスクに作成して
 リンクを生成して運用していた。
この機能はWindows10では新規追加されている。
でも個人情報を格納するAppDataフォルダは動かせない。

この辺りのOS、アカウント、追加アプリケーションを別々のディスクに
 設定、インストール出来ないのがネットワーク対応のOSとしては致命的。
UNIXではNFSやNISが20年以上前には開発されており、サーバーを
 運用することで手元のハードは端末化できるのとは大違いだ。
MSは問題を単純化するためにもあくまでもCパーティション1つの運用を
 推奨しているらしい。

新たにクリーンインストールしたのでトラブルは少ない。
過去環境を引き継いでいないのでアプリケーションは追加インストールする
 必要があった。
真っ先にインストールしたのはGoogleIME、FireFoxだった。
Chromeもインストールしたが今後は開発を辞めるらしい。
MS-IMEはIME2010と同じで誤変換した漢字を再変換すると漢字の
 音読みに逆変換するバグは直っていなかった。
例えば、しなで品に変換されて異なる漢字を選ぼうとすると「ひん」と
 読まれてしまって次候補が「ひん」と表示されることだ。
MS-IMEは色々と入力ミスを編集して再変換する操作が複雑で難しい。
その点Google IMEは簡単で使いやすいので長文の一括変換を利用できる。

MS-IMEは日本では開発しておらず多言語と同じに一箇所で
 開発されているらしい記事を発見した。
これでは今後の改善も望めそうにない。
FireFoxのブックマークなどの個人環境はAppDataフォルダに記述されているので
 古いSSDからコピーして無事に引き継げた。

一台のデスクトップで不思議な現象に悩まされている。
スリープ状態に移行して長時間経つと電源ボタンを押しても復帰しない。
CTL+ALT+DELキーを同時押ししてもブラックアウトのままである。
そこで電源ボタン長押しで停止させてブートさせると復帰する。
完全にPOSTが表示されて元の使用中の状態に戻る、不思議な現象。
本来はファイバネーションエリアも削除されると思うが、そうではない。
これも高速起動機能の影響だろうか。
そう言えば仮想デスクトップが10の新機能だと記述しているサイトがあったが
 7でも密かにサポートされていて愛用していた。

この作業に絡んで?メインメモリが壊れたのも痛かった。
ビープ音がなり起動しない、ハードダイアグのレベルでの故障。
1枚が肉眼で見える金メッキ端子が一部掠れているような状態だった。
某UMAXを販売代理店経由で交換依頼したら2週間強で交換されて
 送られてきた。
Memtestを実行して問題ないことを確認した。
しかし販売代理店経由でないと交換しないのは納得しづらい。
そのためには販売店のレシートが必要なのも面倒である。
保証書はパッケージに含まれているので、パッケージとレシートが必要になる。
一節では中古販売品を除外するためだとか??
中古販売品でもメーカーの保証ならば関係なく交換すべき。
そいでないと永久保証はポーズでしか無いと思う。
 中古品でも最初に購入した人が存在する、彼が保証を放棄したのではなく
 新規購入者が引き継いだと考えるべきである。


2016年8月19日金曜日

LC-50W30を使ってみて

解像度は2Kで十分と考えて人生初のシャープ製品、液晶TV、LC-50W30を購入した。
一応はPCモニターでも大画面サイズを探したが30インチ台のサイズしかなかった。
基本的にはレコーダー、AVアンプを持っているのでTVチューナーや
 スピーカー、アンプなどは必要ない。
かつてブラウン管の頃にS○NYではモニターを販売していた。
チューナーを付け加えることも出来るシリーズが存在した。
TVもオプションでユーザーが機能を選べれば便利だと思う。

まず気になるのは脚部の低さと無駄に広がって中貫の形状だ。
上から見ると台形の脚部だが、頂点にゴム足が配置されていない。
以前のプラズマTVと比べると脚部が広がっているので物が置けなくなった。
真ん中が空いているが、そこに何かを置けるわけでもない。
サラウンド用のフロントスピーカーを置けなくなった。
背が低いので画面を一部隠してしまうから。

画質は標準では黒が弱いというか、明るいシーンでは白い霧が
 かかったような画面になる場合がある。
画質をダイナミックに変える設定を利用したほうが良さそうだ。
しかし背面のスイッチで待機電源もオフすると設定は忘れられて
 標準に戻ってしまうのが悲しい。
アニメやPC映像には向いているが、ドラマなどの実写は少し気になる映像かもしれない。
プラズマに比べると平面的な奥行きの感じられない映像にも思える。
視野角は180度近くはあるのだが、端から反対側の文字を斜めに読むのは辛い。
これもプラズマには劣っていると思われる。
部屋の明るさに応じて画面を暗くする機能は 敏感すぎて使えない。
映画館とは言わないまでも、少し暗い部屋で見たいので、どんどん暗くなるのは困りもの。
もっと単純で2段階に切り替わる程度で良いのにと思う。

出力は光デジタル音声信号だけで、これをAVアンプに接続している。
しかし本体のスピーカーも鳴っている、オフするモードもなく
 音量を0に設定するか、ヘッドフォン出力にダミープラグを刺して音声出力を
 オフにするしかなさそう。
このヘッドフォン端子がB-CASカードの横にあって分かりにくい。

この光デジタル信号は表示する機器とHDMI接続されていれば切り替わる。
常にTVチューナーの音声を出力しているわけではなかった。
HDMIで機器を接続してTVで画面と音声が切り替わるので便利に思えるが
 AVアンプは切り替えのボタンが個別に準備されているので便利。
このTVのリモコンは小さくてボタンが少なくて不便。
入力切替メニューを起動して入力を探して決定すると3アクションは面倒すぎる。

最近のTVは本体下部にスピーカーが付いているが下向きに配置されている。
4つのスピーカーを配置しているが脚部が低いのでラックとの隙間は
 5cm程度なので、良い音が聞こえるとは思えない。
AVアンプに光信号で接続すると音は悪くない。
このスピーカーでサラウンドを擬似的に鳴らすことができるが、無理がある。

ただ、このスピーカーが出っ張っているので、各種ケーブルが本体に対して
 90度で挿せる。
壁掛けを意識すれば各種ケーブルは上か横向きに刺して
 背面への出っ張りを防がなければいけない。
HDMI入力の上にUSBポートが配置されているのはいただけない。
録画用のHDDを挿そうとするとケーブルが短くて足りない。
最近のケースのケーブルは短いので延長せざるを得なかった。
親切設計ならば一番下にUSBポートを配置して欲しかった。

DTCP-IPに対応しているので録画した番組は同じネット上でDTCP-IPに対応した
 レコーダーにコピーが可能で、DIGAへのコピーは無事に完了したが遅かった。
DIGAでDR画質を3倍に圧縮も可能だった。
でもこれが必要なのかは微妙な機能だ。
TVとレコーダーを複数持つ家庭なら便利なのかもしれない。
でもDTCP-IP対応プレーヤーを準備するほうが良いような気もする。
私は基本的にTVにはモニター以外の機能は求めていないせいもあるかもしれない。

案外と便利なのが、無操作、無信号電源OFF機能。
これで寝落ちしても電源が切断されている。
ただPCを接続して作業していてもTVの操作は無いと判断されるのが辛い。

この機種は倍速液晶を搭載していない、今のところ残像は気にならない。
激しく動くスポーツを視聴すれば気になるのだろうか?

2016年8月13日土曜日

液晶TV購入

プラズマテレビの廃棄で購入したのは液晶TV。
いろいろ調べて今必要なのは2Kテレビで4Kテレビは必要ないと考えた。
本当は有機ELを買いたかったが高価過ぎる。
購入したのはシャープLC-50W30。
人生初のシャープ製品だ。

テレビの変遷は、ソニーのトリニトロンブラウン管のKV-29XXX,29インチが
 20年近く使用できて、良いテレビだった。
そしてパイオニアのプラズマテレビ、PDP-43HDS、43インチ。
 これが10年も使えなかったのが残念だった。
今度はシャープの液晶TV50インチ。
順調にサイズは大きくなっているが、外形寸法はプラズマテレビと液晶テレビは同じ。
外枠の部分がプラズマでは大きく上下左右で10cm程度は無駄についていた。

一応は他社の2Kテレビも比較検討したが価格や機能でLC-50W30を選んだ。
その前のプラズマテレビはアナログ放送も受信できて、アナログ入力数も
 5系統と多かった。
S端子も付属しており、オーディオ機器との親和性も高かった。
スピーカーもブラウン管の頃と同じで取り外せて、位置を
 横と下を選べたりと自由度があった。
最近はHDMI入出力を持つデジタル家電は、コピー防止の意味も含めて
 S端子は付属しないように自粛しているらしい。
流石に日本だけの規格、D5端子は1つ付属していた。

これらの規格はオーディオ系とPC系で乱立した結果だと思う。
オーディオ系は映像出力をS端子やD5端子で推進した。
PC系もデジタル音声はオーディオに準拠してPDIF光同軸を
 採用していたが映像はS端子ではなくHDMIを採用した。
この映像と音声を一つのケーブルで扱えるのは便利でお手軽。
あっという間にHDMIケーブルが普及した感じだった。
その前にはデジタル出力のDVI端子もあった。
このDVI端子は大き過ぎてノートPCには不向きでHDMIのサイズが
 ノートPCには有利らしい。

LC-50W30はHDMI3入力とアナログのD-sub15ピンのVGA入力を持つ。
TV機能の出力としてはPDIFの光で出力が可能。
この出力をAVアンプに接続すると結構良い音が鳴っている。
スピーカーは下にむけて4つ内蔵しているらしいが、隙間が5cmもないので、
 良い音で聞こえないのは当たり前だと想う。
この製品のレビューでも音は酷いと言われているが仕方ないと思う。
もう少し脚部を高く作って隙間を確保して全面に向けて斜めにスピーカーを
 配置すれば良かったと思う。
この脚部の低さと形状が酷いと思っている。
台形で中が空いて外枠だけの形状が酷い。
中途半端に大きくて邪魔だが低すぎて周囲には何も置けない。
この脚部分は色々と不満がある。
センタースピーカーがテレビの前に置けないのが最大の不満。
ゴム足で嵩上げするとスピーカーで画面を隠してしまう。
これが原因で専用スピーカーラックを販売しているのかと
 邪推してしまう。


2016年8月12日金曜日

プラズマテレビ廃棄、家電リサイクル法

プラズマTVに焼きつきが発生して酷くなってきた。
修理はパネルの交換しかないが、もはや、どこも生産していない。
廃棄するしか術がない。
購入して10年未満で廃棄するしかない不幸な製品と呼べるのではないだろうか。

ここで問題が発生した、家電リサイクル法である。
PCと異なり、購入時に廃棄費用を含んでいないので、実費となる。
その手続が結構面倒で、メーカーに依って価格が異なる。
16インチ以上のTVは3,100円程度から3,700円程度。
そして運送費が別途必要で合計で6,900円程度らしい事が判明。
それも1階から運ぶ費用で、高層階の部屋から玄関までの移動費は
 別費用らしい。
確かにドアを通らず窓から納品した洗濯機などは、クレーン車が
 必要になり、どれだけの費用になるのか分からない。
これなどはメーカーの設計ミスではないだろうか。
エレベーターのない3階からの移動も大変だろう。

これらを調べるのに政府のサイトが2箇所あって、電話しないと
 理解が追いつかなかった。
近隣の廃棄処分場は自分で持ち込む場合の案内で、
 輸送を依頼する場合は別の財団に紹介してもらうらしい。
 処分場は気にする必要がない。
輸送を依頼する場合は別サイトに連絡する事になる。
ここのサイトが不親切で電話して自動応答に応えるとようやく
 全てが判明した。
そこで搬送日を決定して郵便局の専門用紙で振り込んで、
 その用紙に付随しているステッカーを貼って待つ。

冷蔵庫、洗濯機、大画面TVなど一人で運べるものではない。
そして廃棄費用は郵便局で振り込みが必要といろいろと厄介で面倒。
そこで液晶TVを購入する際に実費で廃棄してくれる販社を探した。
見つけたのがカメラのKだった。

実際の搬出がまた困難を要した。
TVパネルは8つのゴム足で支えられており、別途スピーカーを
 横か下に設置できるタイプなので頑丈に作られている。
そのゴム足が溶けてガラス製ラックにくっついて動かなかった。
カッターでゴム足を切除してようやく搬出が可能になった。

Pioneer PDP-43HDSは10年弱、9年程度で廃棄となった。
その当時、一番安い40インチ越えのテレビだった。
その前は29インチブラウン管を所有していたので4:3の画面は
 16:9では35?37?と同じになるとか言われていた。
そこで40インチを超えたい思いが募ったのだった。
その頃の液晶TVでは40インチを超えられず、視野角も狭く
 高速な映像では残像が残るダメダメTVだった。
唯一の利点は省電力だけだった。
その40万円を超えたTVの後継機に選んだのが2Kテレビで8万円強。
廃棄処分代も含めて9万円程度だった。
良い意味で安くなったものである。

事前にネットで買取業者を探したが情報が古く、今時は
 プラズマテレビなどどこも買い取ってくれない。