2016年7月7日木曜日

4Kテレビに意味はあるの?

内需拡大のために蛍光灯からLED照明、TVも4Kを政府が指導。
とても無理のある政策です。
既に海外製品が流通し始めている現状では市民は蛍光灯を
 使用続けるだろうし、2KTVを購入するだろう。
これでは外貨を集めるのではなく海外流出にもなってしまう。

今現在4Kの解像度を持つコンテンツはBDの一部、CS専用チャンネル
 IPTV,ケーブルTVなどで一部始まっている。
現在の地上波放送はHD放送でも1.4Kの解像度でしかない。
2Kの解像度でさえ出力していないのである。
現在BS放送のBSプレミアムとWOWOWだけが2K放送可能らしい。
つまりは2KのTVで十分なのだ。
それに現状の液晶TVはバックライトに蛍光管からLEDに変わったので
 一辺の解像度が2倍でLED数は4倍、電気代もお高くなってしまう。
この現状で4KTVを買うメリットなど何処にもない。

少なくとも地上波の民放TV局が4K放送のために設備投資を行うのは
 不況もあり、かなり難しそうだ。
周波数帯域の問題もあるらしい。
昨今のTV番組を見れば分かる、安く制作できるバラエティ番組ばかり。
今現在のロードマップではBSの空きチャンネルで4K放送を準備しているらしい。

国営放送は最終的には8K放送の実現に向けて準備している。
そして最近明らかになった事実、今(2016年)販売されている4Kテレビのチューナーでは
 2018年放送予定の4KBS放送を視聴できない。
しかもアンテナも新しくなるとか、ならないとか・・・。
もう色々と詐欺に近い開発・販売状況。

正直なところ、4K,8Kが必要なTVサイズはどれくらいだろうか?
100インチ超え?
40,50インチで離れて視聴する分には必要性を感じていない。


0 件のコメント: