2016年10月6日木曜日

英国ディスク事情

英国密林でBDやDVDを探しているとNTSC形式でUS Importの作品を見かける。
BDもDVDもUSとはリージョンが異なるのに、どうしてだろうと思う。
そこでUKのBDプレイヤーを検索するとマルチリージョン対応の機器が多数発見される。
Panasonic、SONY、LG、Sumsongが発売していた。
それならば、購入すれば良いと思ったが日本には送る販売者が居ない。
日本には販売できないと表示される。
マルチリージョン機種でなければ購入は可能だった。

これは映画の上映がUSと同時期だからだろうか。
正直UKとUSではリージョンが関係ないようだった。
日本は映画配給会社が翻訳作業を行うので同時期公開は難しいのだろうか。
それらの利権を守るためのリージョン設定、何か矛盾を感じる。
US発売の円盤には日本語翻訳が一切無いので購入しない人も多いと思う。
それでも禁止したい映画配給会社のエゴを感じる。

これからも、BD、DVDプレーヤーのハードは同じでリージョン設定だけを
 変更出来ればマルチリージョン化が可能だと想定される。
DVDは自動対応でBDはマニュアル設定らしい。
双方を設定しているPRomが異なるようだ。
自動設定とはRCE対応のようだ。
RCEとはReasion Code Enhancementの略で、再生するDVDと同じ国の
 リージョンでないと再生できないロックのことらしい。
再生機器のリージョン設定がオール設定では再生できないらしい。

ちなみにフランスではマルチリージョン機は発売されていなかった。
日本で正規に購入できるマルチリージョン機はOPPOだけのようだ。
高価なので見逃されているのか、海外メーカーだから許されているのだろうか。
米国CAが本社の中国の会社だった。

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