2018年4月23日月曜日

ブルーレイの普及率

ブルーレイの普及率が5割程度らしい。
一方円盤の売上がDVDを越えたらしいが全体的に売上は前年比割れらしい。
もっと早くに置き換わると予測されていたようだった。
これらから何が言えるのか?
普及率が緩やかなのはなぜなのか?

色んな考察が考えられている。

  1. 円盤購入よりもネット配信が普及したから。
  2. TVにHDD録画機能が付属しているから。
  3. 未だDVDレコーダーが健在で、円盤にダビングする人が少ないから。
  4. PCでは有料ソフトを購入しないと視聴できないから。
  5. レンタル店の在庫が少ないから。
  6. TV離れが進んでいるから。

これらの原因予測は程度の差こそあれ、事実だろうと思われる。
画質を気にする人が少ないとは思わないが買い換えるタイミングを逸しているのかもしれない。
そもそもブルーレイの需要が数種類存在することだと思う。
円盤で綺麗なコンテンツを視聴したい人と、
TV録画したコンテンツをダビングしたい人だ。
つまりはBDプレイヤーが欲しい人とBDレコーダーが欲しい人に分かれる。
HDD録画だけで十分な人、PCでデータ保存に利用したい人も存在する。

まず大画面、40インチ以上のモニターを持つ人ならBDで視聴したいと考えるのは普通だと思う。
逆にこれ以下のモニターを使用している場合は関係ないかもしれない。
PCで視聴している人には必要ないのかも。
録画番組をダビングしたい人は圧倒的にBDが便利、5倍の容量なので。
ただ、このユーザーは光ピックアップが消耗品なので買い換えることも多い。
PCデータのバックアップ用途には容量的に向いていないが、DVDを利用していた人も居ないと思う。
小さなデータならDVDを使用している人もいたが、今ではUSBメモリが主流ではないだろうか。
HDDの容量が増えたテラバイト時代には既に別HDDに書き込んでいると思われる。
PCユーザーはBD視聴には有料アプリが必要なので、積極的にBDに移行する必要性がない。

4KTVと同じでメーカーはBDレコーダーをメインに販売している。
それなのに少ないと思われているのが逆におかしいのかもしれない。
テープからHDDへの移行とは状況が異なるのも事実で、あれ程に画期的とも思えない。

外付けで大容量のHDDに保存できるからも、理由には考えづらい。
この機能が可能なのは、ブルーレイレコーダーでDVDにはなかった。
つまりはTVの録画機能を指しているのだろうが、圧縮できないので直ぐに溢れそう。

4Kスキャンのブルーレイソフトが増えても状況は変わらないと思う。
2Kと4Kの画質の差は大画面TV、50インチでも微々たる程度だから。

個人的にはネット配信、PC環境、レンタルショップの影響が大きいと思う。
メディアにダビングしてまで保存したい人も少ないのだろう。
ネット配信は有料だが会社が存続している限りは自由に視聴可能と考えれば
 クラウド的な利用で円盤保有が必要ないと考えれば便利かも。

0 件のコメント: