2016年9月8日木曜日

三菱DVRーBZ110修理

もう完全にBDピックアップがおかしい状態で分解してクリーニングしても
 読み込み、書き込みが出来なくなった。
ネットで調べたらピックアップ付近のネジを回してレーザー出力を強くするしかないらしい。
それにはPCに接続して回転が継続するかを調べるらしいが、
 回す方向も、回す距離も不明。
多分にトライアンドエラーな作業らしい。

情報を探していると、ネットで修理パーツの購入が可能なようだった。
そこで連絡してBZ110用の内蔵BDR-L04MTを購入した。
パーツ単体よりも数千円高いのは手数料と考えて、購入、交換した。
新たな作業はベゼルの交換だけで概ね作業は終了。
サービスモードでシリアルNo.登録で完了。
当然だが今まで読み書きできなかったのがウソのように復活。
その補修パーツにはファームウェアを書き込んだDVDが付属していた。
これをP社のBDに書き込めれば使用可能なのだろうか。
内部はファームウェアだけで書き込むツールは含まれていなかった。
TV用のBDにはこれを使ってファームウェアを更新する必要があると
 修理マニュアルには書かれていた。
でもレーザーピックアップ部だけの販売を行えば良いだけなのに。
それ程各社で異なるとも思えない。
PS3用なら販売しているのは出荷数の違いでしょう。
でもBDレコーダーの大手P社製品ならば全て同じピックアップを使用して
 交換できれば需要はあると思う。

今回は廃棄と修理で悩んだが、この機種には今では搭載されていない
 機能と端子がある。
CMカットしながらの再生とメディアへのダビングが可能。
現在でも、各メーカーは音声の変化でチャプターを設定する機能は搭載している。
しかしCMカット再生は自粛している。
もう一つの利点はS端子の搭載だ。
なにせ古いアナログチューナ搭載の機器だから。
S端子の入出力が可能で、最近の機種ではD5端子しか搭載されていない。
これもHDMI搭載機種では自粛しているらしい。
アナログ信号は横取りして録画出来るのを防いでいるのかな。

日本独自規格のD4,D5出力端子を搭載した機器は珍しい。
このD端子とS端子には互換性がなく変換も容易ではないらしい。
AVアンプでなら変換可能かもしれない・・・。
変換端子を探していたら、S端子からHDMIに変換するパーツが販売されていた。
日本では自粛しているがお隣では問題なく製造可能らしい。
こんなニッチな商品も今だけかもしれないが確実に需要があることが
 おかしな業界だとも言える。

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