電球を蛍光灯、LEDと交換する場合にユーザーは気にすることがないが
機器としては金口周辺が異なっていることが分かる。
電球自体は直流で光るが交流でも大丈夫。
なぜなら極性に関係なく光るから。
周波数、60,50Hzの回数を1秒間で点滅しているが直ぐに消えるわけでもなく
人間はあまり気にならない。
蛍光灯は放電現象を利用しているので安定器が付属している。
放電で電流の増加を抑えているらしい。
この放電も交流で極性が代わっても大丈夫。
LED照明に変更する場合はこの安定器をバイパスする必要がある。
LEDは直流しか発光しない、電球と違って極性が変わると発光しない。
それで整流器が付属している。
この整流器の出来如何ではチラツキが見える商品もあるらしい。
具体的にはダイオードでマイナス部をカットしてインバーターでそれを
反転させて、それを足してコンデンサーで急激な変化を鈍らせている。
この平滑回路部分が適当な安い商品も存在するらしい。
これに対する法の整備が追いついていないので交換したら、チラツキで
体調不良を訴えている人もいるとか。
2012年PSE法で規定されたようだ。
上記より、電球を蛍光灯やLEDに交換すると、蛍光灯電球には安定器、
LED電球には整流器が組み込まれているので交換だけで点灯する。
これに反して蛍光灯をLED電球に変更する場合は、照明器具に装備されている
安定器をバイパスする必要がある。
整流器はLED蛍光灯に組み込まれている。
蛍光灯をLED照明に変更するメリットは金額的にはあまりないと思う。
ただし日焼けの対策には有効。
蛍光灯は紫外線を大量に放出する。
なので本などの紙が日焼けする、赤や黄色の色素が薄くなる。
それを防ぐにはLED照明が有効。
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